シーズン10パッチノート

04/04~ パッチノート所感 公式サイト

注目変更点 プロの斥候

・プロの斥候テクの研究コストが100木275金から150木300金に増加
・その斥候が動物を運ぶ際の移動速度減少が-40%から-55%に増加

 普通に漸次的に弱体化ナーフさせる措置をしただけか。前パッチおよびシーズン9ではOP要素となってこの戦術一辺倒となりバランス崩壊させたお騒がせ案件だが。

 以前にも言ったけど、コスト増でビルド組みづらくさせられるのは嫌だと思ってたのに空しく。確か初期版から2段階もコスト増されたんじゃないか。開幕序盤にこのコストは重いな、プロの斥候したければ覚悟が必要になってくる。
 動物を運ぶ際の移動速度がさらに減少したことにより、相手側の鹿はもう取りづらくなるだろうなという声が多かった。

 前パッチの名残りでまだ使っていくプレイヤーはいるだろうし、この機会にプロの斥候は1つの内政手段として戦型化させたいとも思ってきたところ。無用物にはしないでほしい。
 例えば領主Ⅱラッシュに対して即2TCブームまで組んだらカウンター間に合わなくても、プロの斥候なら維持できるケースがあれば深みが増す。そうやって内政の程度を調節する。

ルーシの変更点

・褒賞ボーナス2段階に到達させるのに必要な褒賞金ポイントが250金から400金に増加
・同じく3段階目の場合は750金から1000金に増加

 プロの斥候を使うことが有利な条件の文明その最もな立場がルーシだけど、加えてその周辺要素がナーフされる形でさらに調整。

 やはりというか、上位層でのルーシの使用率や勝率は高く、最強文明の一角となっていた。それも普通になっていくんでしょう。

 新DLCの新文明と新シングルモードについての紹介。

テンプル騎士団
ランカスター家
ヒストリカルバトルモード

ヴィジュアルの改善
・クロスボウや砲撃手のモーションが変更される

 これで弓兵との見間違いが以前より生じづらくなればいいけれど。

・騎兵のモーションがより攻撃的に
・対戦前のバックの旗がはためくアニメーションするようになった
・テクノロジーツリーを読みやすくするために視覚的な改善される

・ランクマッチのロビー画面で、相手のランクが表示されなくなり、さらに相手のプロフィールを覗けなくなった

 あまり相手のランクを気にしたくないし、スマーフなどでどうせ本来の実力も分からない。だから煩わされずに済みそうだ。
 またプロフィール覗いて相手の戦績や履歴を確認した方が試合を有利にするけど、それが前提となると面倒くさい。それもなしで済む。

新要素:Points of Interest (POI)

 邦訳はあとでゲーム内のものに従いたい、もしくは独自に。内容をうまく表す言葉がまだ思い付かない。直訳の「興味あるポイント」はちょっとちがう。「マップ上の中立ポイント」とするのがひとまずよいか。WC3やAoE3のようなクリーピング要素が追加された。

 例えばマップ上に狼の群れや棲み家が生成され、この棲み家を破壊すると150金もらえるといったような。

 即Ⅱ領主進化が暇なので、この要素で挽回してもらいたいが、そのタイミングで関わってくるのかまだ分からない。

マップ共通の変更
・分配がより公平になるようメカニズムの改善
・1600金脈の小型版が登場

マップ固有の変更点

主要マップの変更点だけ紹介する。

 とにかく公平にまた偏らずの配置調整される。

・聖地と市場(交易所)がマップ中央寄りに配置されるように

・森林を減らして視界を遮る林のエリアが増える

 さらに特徴強くなった。

・打ち捨てられた前哨地 (POI) がマップ全体箇所に配置される

 早速、新要素のPOIが使われていく訳だけど、このPOIはコントロールしているプレイヤーに視界を与えるというもの。ちょっとまだ詳細は分からない。農民が乗り込む必要があるのか、もしくは視界内にいるだけでいいのか。

 新DLCを購入すると得られるマップではなく、バニラ版のまま2つの無料マップが提供されるが、その1つがランクマッチで今後採用される予定のカーメルというマップは覚えておきたい。

改めて新要素のPOIについて

失われた浪人

・この拠点を操作可能にしているプレイヤーは浪人を雇うことができる
 ・2分ごとに1人の浪人を雇うことが可能になる。この浪人は時代進化によりさらに強くなる
 ・浪人を雇うには金100必要
 ・ゲーム開始から5分後に浪人のチャージが追加され始める(つまり浪人を雇えるのはその時間経過からになるのかな)

行商キャンプ

・この拠点をコントロールしているプレイヤーは資源獲得できる
 ・1分あたり食料と木材と金それぞれ15付与される

忘れられた廃墟

・この拠点をコントロールしているプレイヤーはこの廃墟に農民を駐屯させて発掘できる
 ・その発掘で毎分60石分を得る
 ・6分間その発掘を続けたあとに、遺物(具体的にどういうものだろうか)が発見され、そしてその廃墟は尽きることになる

バランス調整とバグ修正

全文明共通の変更点

・農民による攻囲兵器を修理速度が20%減少
・石壁塔のコストが300石から250石分に減少

スプリンガルド弩砲
・基本攻撃力が16から14に減少
・近接歩兵に対するボーナスダメージが10から12に増加

・町の中心TCがステルス林の中を見渡せるようになった

・海軍でも各種の隊列を指定できるようになった

文明固有の変更点

アッバース朝

・黄金時代UIが(知恵の館とは別途に資源量情報パネルの上の位置に)新たに設置される

・アッバース朝の商人は特有のものに変更される
 ・(馬?から)らくだに変更
 ・騎兵への怯え効果も軍ユニットと同様に存在する
 ・HP90から60に減少
 ・移動速度が1から1.56に増加
・通常の商人と比べて12%収入減少

 いやあれ共通してラクダじゃなかったのか、いつもラクダ商人と言ってしまってたけど。これからはアッバース朝系はそういうことで。
 移動速度が上昇するかわりに収入量は減少した。その移動速度を得るとハラスに対する耐性も得ることになるな。より交易文明の特徴が増した。
 でもメタは3TCなんでしょ?自分ならこの機会に交易オーダーを開拓したいと思うけど。

 ところでその邦訳は「商人」というより「隊商」と言った方が伝わりやすいと思うけど。まぁ基本的にゲーム内のに従わないと共通認識できない。単ユニットとしてみると「商人」にしなくてはならないというのは分かる。でもそれだと動かず構えてる人を想像してしまう。だからラクダ商人と言いたかった、それなら輸送行商をイメージしやすいから。

ビザンティン

・ビザンティンの石壁塔は投石機陣地を置けるがその攻撃力が8から7に減少
・貯水槽のコストが125石分に共通された

 なお以前の貯水槽のコストは建てる度に50 → 100 → 150 → 200 → 250と上昇した。125共通で安くなっても、初期ビルド組みづらくなって嬉しくないし、繁栄してきた後半戦でコスト増えても痛くなかったが。

・交易所で雇える傭兵の(オリーブオイル資源)コスト減少

中国

一窩蜂
・HP130から120に減少
・発射数が8から7に減少
・追加の砲身テクの火薬矢が2つから3本に増加

3本へ
デリースルタン国

漁船
・基本攻撃力が6から4に減少
(なおデリースルタン国の漁船には攻撃力が存在する)
・対船に対してボーナスダメージ+1が追加された
・時代ごとにダメージ量が増加する仕組みに
 ・暗黒Ⅰ時代:4(+1 対船ボーナスダメージ)
 ・領主Ⅱ時代:6(+2 対船)
 ・城主Ⅲ時代:7(+3 対船)
 ・帝国Ⅳ時代:9(+4 対船)

神聖ローマ帝国

・帝国Ⅳ時代にブラックライダーの新ユニットが追加される
(生産コスト150食料150金)
 ・遠隔の銃騎兵であること
 ・射手育成所で生産可能(騎兵育成所ではなく)
 ・設置されている砦ごとに5体まで生産可能
 (エルツバッハ宮の歴史的建造物の場合は8体)
 ・遠隔騎兵カラコルのアビリティを持つ
  ・この能力を使えば移動速度10%増して30秒間の移動攻撃(恐らく弓騎兵マングダイやハーンのような)を行える
  ・但し背後の敵は標的にできない

 少数しか生産できないスーパーユニット扱いだったか。ますますAoE3の傭兵と存在意義が似ている。

・城主Ⅲ時代の新しい建物のシトー修道会(建設コスト75木200金)
 ・(アーヘン礼拝堂やデリースルタン国の学者モスク駐在のように)司教を駐在できその建物周辺の農民に影響を与え(恐らく)採集速度を向上させる
 ・その影響力オーラ範囲はアーヘン礼拝堂よりも小さい
 ・その建物から司祭を生産可能(多分)
 ・レグニッツ大聖堂のような機能性?

・城伯の宮殿から生産される歩兵ユニットの突撃ダメージボーナスが50%増加

 この歴史的建造物の効果は生産速度+400%ボーナスだけど、恐らくそれに加えて上のものも付与される。
 歩兵に騎士のような突撃ダメージはないが、ここでは特別にその能力を得ることに。

 一般にはレグニッツ大聖堂一択の事情から、上の歴史的建造物がそれで使われるようになってくるだろうか。シトー修道会も得られたし。

・シュヴァーベン宮の建造コストが-20%から-10%に減少(ナーフ)

・司教の献身テクによって鼓舞された農民の資源採集速度+10%が+5%に減少

+10%から+5%に

・エルツバッハ宮
 ・その影響範囲内の建物の受けるダメージ減少率-33%から-25%に減少
 ・ブラックライダーの生産可能数8体増やす

-33%から-25%に

 神聖ローマ帝国の今回のバフが強力だと騒がれてるけど、あまり根本的には改善されてないような。そして前パッチが不遇すぎて弱々だったし。
 ブラックライダーのような後の時代のスーパーユニットよりも、シトー修道会の内政効果がどれほどかが見もの。依然として主力の軍兵がスプリンガルド弩砲に串刺しされる環境にあるから期待しない。それとも城伯の宮殿による軍兵の突撃アタックが上回るか。
(再考中… これを機会に即Ⅲ城主の急戦型を開拓したいと思ったが、詳細は日記の方で)

派生文明の変更点

アイユーブ

黄金時代UIや交易の変更点が親文明と共通して。

交易棟:相談役の進化で得られるアタベクのらくだユニットの見た目がちゃんとラクダ商人と見分けが付くようにデザインされた

軍事棟:熟練工の無償ボーナスが士官学校テクにも適用される

加えて建設速度ボーナスも付与される

経済棟:産業の木材ボーナスに加えて、農民の建設速度が+30/40/50%上昇する

 この木材ボーナスで即2TCするオーダーをすでに開発していってるけど、建設速度ボーナスまで得られたらまさにそれ用の進化手段になるじゃん。

 中国の突貫工事ボーナスが思い出される。

ドラゴン騎士団

・シュヴァーベン宮の建造コストが-20%から-10%に減少(ナーフ)

 親文明の神聖ローマ帝国と共通しての変更。

朱熹のレガシー

・中国にしかなかった「追加の砲身」テクが朱熹のレガシーでも利用可能になる

一窩蜂
・HP130から120に減少
・発射数が8から7に減少
・追加の砲身テクの火薬矢が2つから3本に増加

 中国と共通の変更点。


04/10 緊急バランス修正パッチ 公式サイト

 ランカスター家が強すぎたらしいので即時対応された。

 なお、新文明に関してはまだ変更点には触れない。元が安定せず周知されてないから。